感情の溢れ方を考えるとき、よくコップの水に例えるのを聞く。
色んなストレス(水)が少しずつ、あるいは一気にコップの中に注がれていき、
コップが一杯になったら溢れてしまう。
その状態になったら、涙として湧き出ることもあるし、怒りとして出ることもあるかもしれない。
カウンセリングのセッションで、クライエントさんとそんな話をした時に、
「コップの形や大きさ、コップの置かれ方は人によって違う」ことを学んだ。
面白いなーと感じたし、自己理解にも繋がると思うので、記録に残してみる。
コップの大きさと、形
大きさ。
コップが小さい人もいるし、大きい人もいる。
小さい人は、水が入る容量が少ないので、感情が溢れる頻度が高いかもしれない。
大きい人は、それに比べると頻度は高くない。
形。
コップといっても色々ある。
底より飲み口が大きいような、上に広がるタイプもあれば、
底と飲み口の大きさが一定の円柱タイプ、
マグカップのような低めのものや、花瓶にも使えそうな高さがあるものも。
また厚みや重さによっても違いそう。
自分が感情が溢れると感じる頻度や、溢れ方から、
自分のコップはどんな感じかな?と考える。
コップはどう置かれてるか
置かれ方。
その自分のコップが、どのように存在しているかも、イメージできるかもしれない。
机や台に置かれているのか?
そしてその台は大きいか、小さいか?
大きいテーブルの真ん中に置かれたコップはこぼれづらいけど、
小さい台の上に置かれたコップはちょっとしたことで倒れたりする。
または吊るし花瓶のように、紐みたいなので吊るされているのか?
その場合は、いつもゆらゆら揺れた状態かもしれない。
穏やかな日は安定するけど、風が吹くとコップの水がこぼれる。
自分のコップの状態をイメージしたら、ちょっといいかも
自分の感情のキャパシティを、こんな風にイメージできると、
なんとなく自分と向き合いやすくなるんじゃないかなと思った。
水が溢れやすいなら、こまめに流すことも必要だ。
めったに溢れない大きなコップなら、いつか洪水が起きるかも。注意しないといけない。
そんな感じで、人それぞれ違うから、自分の特徴を把握して、
時々意識してみるといいのかも!
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