本の感想『やり抜く人の9つの習慣』

本の感想

やり抜くための入門書

目標を叶えるために必要なことが書かれている、ハウツー本。
自己啓発のジャンルが好きな方でしたら、
既に知ってる内容が多いかと思いますが、
やり抜く系マインドへの入門書になりそうです。
また既に実践しているよという方の振り返りにも良さそうです。

おすすめポイント

全9章から成っていますが、
各章の終わりに、分かりやすくポイントが要約されているのが良いです。
それぞれ付箋をしておいて、
「最近なんか停滞してるなー」と感じる時は、
そこだけ読み返す等もいいかもしれません。

if-thenプランニングは簡単テクニック

「もしAになったら、Bをする」というように、
シンプルな思考パターンを考えておくテクニックです。
私は本書で初めて知ったテクニックなのですが、
普段の生活で意識すると、細かいことで悩んだり迷ったりする時間が減り、
他の重要なことに脳のリソースを割けるようになった気がします。
「(だらだらSNSを見ていて)23:30になったら止めて歯を磨く」
「火曜のAM7:00になったら、散歩に行く」
など、仕事だけでなく生活にも落とし込むことで、
停滞感を感じる状況が減った気がします。

筋肉と同じく、意志も鍛えるもの

筋トレができるなら、意志トレもできる。
成し遂げたい目標があり、
今の自分にはそれが少し遠いものなら、
小さな目標に取り組みながら意志力を鍛える、という点は
当たり前ながら、なかなか取り組めていないなあと。
面倒くさくても、忙しくても、
毎日掃除をする。ベッドを整える。姿勢を良くする。
そんな小さな努力を積み重ねればいつかは達成できるという内容でした。

まとめ「まずは目標が定まっているかどうか」

冒頭に記載した通り、
本書は目標に向かってやり抜きたい人にとって
ポイントが分かりやすくまとまっている本です。
ただ読んでもあまり参考にならない人もいると思います。
それは「目標がない人/目標が分からない人」です。
向かうべき方向は決まっていて、あとはやるだけ、
というフェーズより前の段階にいるのであれば、
まずは自分の目標や方向性を考えることが大切だと思います。


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